皆さん、こんにちは
先週の菊花賞は1着△ドゥレッツァ、2着▲タスティエーラ、3着◎ソールオリエンスと3連複的中
2週連続の的中(なおどちらも微プラス)で今年の3歳GⅠを締めくくった
それにしてもこの世代は皐月賞馬もダービー馬もクラシックで馬券を外さなかったのが来年以降も楽しみになってくる
その2頭を圧倒したドゥレッツァも今後が楽しみ
さて10月の4週連続GⅠを締めくくるのは、秋の中距離王者決定戦
2年連続で3歳馬が制しており、2頭とも続く有馬記念を制している
3年連続でこのレースの勝ち馬が年度代表馬に選出されてることもあって注目度が非常に高い
(昨年の予想はこちら)
では今回も過去データチェックから
枠順 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
条件 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
1 | 1 | 3 | 0 | 12 | 6.3 | 25.0 | 25.0 |
2 | 1 | 1 | 0 | 16 | 5.6 | 11.1 | 11.1 |
3 | 1 | 0 | 3 | 14 | 5.6 | 5.6 | 22.2 |
4 | 5 | 0 | 1 | 13 | 26.3 | 26.3 | 31.6 |
5 | 1 | 3 | 1 | 15 | 5.0 | 20.0 | 25.0 |
6 | 0 | 1 | 1 | 17 | 0.0 | 5.3 | 10.5 |
7 | 1 | 2 | 2 | 18 | 4.3 | 13.0 | 21.7 |
8 | 0 | 0 | 2 | 22 | 0.0 | 0.0 | 8.3 |
最小頭数で開催されることになったが、東京芝2000mはスタート直後にコーナーがあるため、外枠に入るとレースの組み立てが難しいと言われている
これは過去10年データでも明らかで馬番1~9番が[10,8,6,65](勝率11.2%、連対率20.2%、3着内率27.0%)
10~18番は[0,2,4,62](連対率2.9%、3着内率8.8%)と差は歴然
これは小頭数だった2020年にも当てはまるので枠番よりは馬番に注目したい
人気 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
条件 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
1人気 | 6 | 2 | 1 | 1 | 60.0 | 80.0 | 90.0 |
2人気 | 1 | 2 | 2 | 5 | 10.0 | 30.0 | 50.0 |
3人気 | 1 | 1 | 1 | 7 | 10.0 | 20.0 | 30.0 |
4~6 | 2 | 2 | 5 | 21 | 6.7 | 13.3 | 30.0 |
7~9 | 0 | 2 | 0 | 28 | 0.0 | 6.7 | 6.7 |
10人気〜 | 0 | 1 | 1 | 65 | 0.0 | 1.5 | 3.0 |
1番人気が6勝、3着内率9割と圧倒的数字を誇る
これは期間を広げて2000年以降にしても勝率52.2%、連対率73.9%、複勝率82.6%と圧倒的
数字通り人気している馬が馬券となっており、5番人気以内の馬の成績が良い
年齢 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
条件 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
3歳 | 2 | 0 | 2 | 8 | 16.7 | 16.7 | 33.3 |
4歳 | 3 | 6 | 4 | 30 | 7.0 | 20.9 | 30.2 |
5歳 | 5 | 4 | 3 | 38 | 10.0 | 18.0 | 24.0 |
6歳 | 0 | 0 | 1 | 29 | 0.0 | 0.0 | 3.3 |
7歳 | 0 | 0 | 0 | 17 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
8歳 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
先述したように2年連続で3歳馬が制覇
しかし今年は春のクラシック組がこぞって菊花賞に出馬したので3歳馬の出走なし
2013年3着エイシンフラッシュを最後に馬券になったのは全て5歳以下の馬
2020年以降で馬券になった6歳以上馬はわずか3頭とやはり4、5歳の決着になると思われる
また牝馬の好走率が高いデータがあるが、今回は牝馬の出走がないので割愛
他のデータとして
・前走に注目
まず過去10年の3着内馬30頭全てが前走JRA・GⅠもしくはGⅡ組
前走GⅠ組[5,7,4,20](勝率13.9%、連対率33.3%、3着内率44.4%)
前走GⅡ組[5,3,6,88](勝率4.9%、連対率7.8%、3着内率13.7%)
勝利数は分け合っているが、成績にはかなり開きがある
なお今年の出走メンバーで前走JRA・GⅠもしくはGⅡ組でないのは海外レースを出走取消となった3のみ
前走別 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
条件 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
安田記念(GⅠ) | 2 | 2 | 1 | 6 | 18.2 | 36.4 | 45.5 |
宝塚記念(GⅠ) | 4 | 5 | 4 | 30 | 9.3 | 20.9 | 30.2 |
札幌記念(GⅡ) | 3 | 2 | 2 | 24 | 9.7 | 16.1 | 22.6 |
毎日王冠(GⅡ) | 6 | 4 | 9 | 100 | 5.0 | 8.4 | 16.0 |
オールカマー(GⅡ) | 1 | 2 | 0 | 45 | 2.1 | 6.3 | 6.3 |
こちらは2000年以降のデータだが、今回の出走メンバーの前走レースだけを選出したところ宝塚記念組が最も成績が良い
かつては休み明けを一叩きするローテーションが有力だったが、現在は当レースが秋初戦となる馬の方が好走率が高い
前走安田記念組はいないのだが、出走機会が少ないとはいえこの成績はかなり優秀
前走GⅡで成績がいいのは札幌記念組となっている
オールカマー組は不振となっている
前走宝塚記念組…6,7
前走札幌記念組…4,8,9,10
また前走着順に注目すると前走3着以内の馬の成績が良い
前走3着以内が[9,6,7,51](勝率12.3%、連対率20.5%、3着内率30.1%)
前走4着以下が[1,4,3,76](勝率1.2%、連対率6.0%、3着内率9.5%)
前走4着以下でも宝塚記念組は侮れず、9着以内の馬にはチャンスがある(今年は該当なし)
先述した前走GⅡで好走例が多い札幌記念組だが、3着以下だと2020年以降馬券になっていない
さらに前走GⅡで4着以下だった馬は[0,1,1,54]とさらに苦しいデータになっている
前走3着以内の馬…6,7,9
・騎手に注目
東京芝2000mの成績で圧倒的なのがルメール騎手
直近3年で[31,12,16,26]勝率36.5%、複勝率69.4%と圧倒的
本レースでも過去5年で4勝、3着1回と馬券を外していない
・血統に注目
東京芝2000mの種牡馬別成績でトップなのはディープインパクト産駒
直近3年で[14,20,16,102]で勝率 9.2%、3着内率32.9%となっている
しかし、2位のモーリス産駒が[11,6,4,28]で勝率22.4%、3着内率42.9%と数字は上回っている
自身も2016年に制した本レースで親子制覇もあるか
ディープインパクト産駒…6,9
モーリス産駒…1,10
以上のデータから今回の予想はこちら(人気は29日12時時点)
◎7 イクイノックス 1番人気
○3 ドウデュース 2番人気
▲9 プログノーシス 3番人気
☆6 ジャスティンパレス 6番人気
△10 ジャックドール 5番人気
△4 ダノンベルーガ 4番人気
注5 ガイアフォース 7番人気
注1 ノースブリッジ 8番人気
本命イクイノックス
(データ:前走宝塚記念1着、牡4、ルメール騎手、連対率100%)
昨年の本レースから海外も含めGⅠ4連勝中の世界No.1ホース
東京コースは出走3レース全てメンバー中最速の上がりタイムを記録するなど大の得意舞台
日本ダービー以来のドウデュースとの直接対決となったが、大外枠という不利もあるなかタイム差なしの2着と考えればやはり分はこの馬にある
7枠とはいえ馬番にも恵まれている
コースや展開不問で連覇に死角なしか
対抗ドウデュース
(データ:前走ドバイターフ出走取消、前々走京都記念1着、牡4、国内3着内率100%)
イクイノックスに土を付けたダービー馬
今年初戦となった京都記念は他馬を圧倒する3馬身半差の圧勝
ドバイターフを出走取消となり8ヶ月半ぶりの復帰戦となる不安はあるが、能力は十分
秋の盾を最多6度獲得している武豊騎手も侮れない
※東京5R後に負傷のため戸崎圭太騎手に乗り替わり
単穴プログノーシス
前走札幌記念は4馬身差の圧勝
血統成績でも申し分はない
しかし、気になるのが鞍上の川田騎手
川田騎手が本馬に騎乗すると6戦全勝と頼もしいが、2019年以降川田騎手の前走GⅡ勝利→GⅠ出走例が14例あるが、一度も馬券に来ていない
東京コース初出走、馬番も9番とはいえやや外目になるのでこれらのデータが不利に働くと厳しいか
4番手評価にジャスティンパレス
長距離向きの戦績ではあるが、同世代の2強に待ったをかけたい
前走宝塚記念組の成績が良い点や昨年の秋以降3着内率83.3%と割って入れるデータは揃っている
連下にジャックドールとダノンベルーガ
ジャックドール
(データ:前走札幌記念6着、牡5、モーリス産駒)
昨年の本レース4着馬(タイム差0.3秒)
春の大阪杯で初のGⅠタイトルを獲得、続くマイル初出走となった安田記念は実績マイラー相手に0秒3差5着
前走札幌記念の負け方が不可解だが、前残りしやすい本レースでは押さえておきたい1頭になる
ダノンベルーガ
(データ:前走札幌記念4着、牡4)
こちらは昨年の3着馬
掲示板率100%と大崩れはしていないのでこちらも押さえておきたい
穴評価にガイアフォースとノースブリッジ
ガイアフォース
(データ:前走オールカマー5着、牡4)
こちらもマイル初出走で4着はマイル適正の高さを示している
ジャックドール同様この馬も先行するタイプなので前残りで馬券もある
ノースブリッジ
(データ:前走オールカマー7着、牡5、モーリス産駒)
血統と先行タイプから選出
連系の相手というよりは本命からのワイドがオッズ妙味あり
11頭中8頭に印ってなんだよ…
でもこの2強状態だと馬連や馬単、3連複のオッズが渋いので買い目絞って3連単になりそう
印付けて買わないはなるべくしたくないけど、上位馬に絞る可能性はあることをご了承ください
3週連続的中するぞ…!