2週間ぶりですね、お久しぶりです
前回のGⅠ安田記念は△ソングライン→◎シュネルマイスターのワンツーで見事馬連とワイドを的中
4週連続、そして6レース連続的中(4レース連続プラス)でいよいよ上半期のグランプリに挑む
また春のGⅠは全レース、印を打った馬が「掲示板5頭中4頭的中」という結果でなかなかいい予想ができたと自負している(オークスのピンハイは印は打ったけど絞るために買わなかったという事でお許しを)
さて宝塚記念
グランプリということで実績のある馬たちが名を連ねている
2020年以来のフルゲート18頭出走で、過去10年でみてもフルゲートはその1回のみ
また、今年は特に世代交代が窺えるメンバーとなっており、去年の同レースを走ったのもメロディーレーンのみ
上半期を締めくくるGⅠを制する新たなグランプリホースがどの馬になるか注目だ
まずコース解析から
阪神内回りコースを採用しており、中距離とはいえ瞬発力より持続力が必要なレースとなっている
スタートして下り坂となり、残り300mが上り坂
前半で溜めて後半で前の馬より長い脚を使う差し馬はかなり不利
スピードを持続できる先行馬が強い傾向
恒例の過去データチェック
年齢 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
条件 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
4歳 | 3 | 1 | 6 | 29 | 7.7 | 10.3 | 25.6 |
5歳 | 7 | 5 | 4 | 36 | 13.5 | 23.1 | 30.8 |
6歳 | 0 | 3 | 0 | 24 | 0.0 | 11.1 | 11.1 |
7歳 | 0 | 1 | 0 | 13 | 0.0 | 7.1 | 7.1 |
8歳 | 0 | 0 | 0 | 8 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
9歳 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
4歳と5歳が非常に強く、勝ちも全てこの2世代から
更に過去10年の内、3回(2015年、2019年、2021年)は5歳のワンツー
6歳以上も4回は馬券になっているが、内2回(2014年、2017年)は小頭数での出走、残り2回は招待馬のワーザー(2018年)と2年連続2着のキセキ(2019年-2020年)という事でやはりデータ上での信頼度は低め
4歳、5歳から軸を選び、馬券を組み立てたい
人気 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
条件 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1人気 | 3 | 2 | 1 | 4 | 30.0 | 50.0 | 60.0 |
2人気 | 2 | 1 | 2 | 5 | 20.0 | 30.0 | 50.0 |
3人気 | 2 | 0 | 0 | 8 | 20.0 | 20.0 | 20.0 |
4~6 | 1 | 3 | 3 | 23 | 3.3 | 13.3 | 23.3 |
7~9 | 2 | 2 | 1 | 25 | 6.7 | 13.3 | 16.7 |
10人気〜 | 0 | 2 | 3 | 47 | 0.0 | 3.8 | 9.6 |
やはり1番人気と2番人気がその人気通り実力を発揮している
二桁人気の勝ちはないが、2着3着に入って荒れやすいレースにもなっている
そして今年は1番人気が未だGⅠを制していない
この呪いがグランプリでも発揮されるかも注目
枠順 | |||||||
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条件 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1 | 0 | 2 | 3 | 10 | 0.0 | 13.3 | 33.3 |
2 | 1 | 1 | 2 | 11 | 6.7 | 13.3 | 26.7 |
3 | 0 | 1 | 1 | 13 | 0.0 | 6.7 | 13.3 |
4 | 0 | 2 | 0 | 14 | 0.0 | 12.5 | 12.5 |
5 | 1 | 2 | 0 | 15 | 5.6 | 16.7 | 16.7 |
6 | 1 | 0 | 1 | 18 | 5.0 | 5.0 | 10.0 |
7 | 0 | 2 | 1 | 18 | 0.0 | 9.5 | 14.3 |
8 | 7 | 0 | 2 | 13 | 31.8 | 31.8 | 40.9 |
単純にデータだけ見ると8枠が強い傾向と思ってしまうが、前述したようにフルゲートは過去10年で1回のみ
16頭以上の出走も5回で、その内8枠が制したのはラブリーデイ(2015年)、マリアライト(2016年)、クロノジェネシス(2020年)の3回
そして小頭数を除くと8枠といえど大外での勝ちどころか馬券内に入ったことがない
8枠の枠有利に捉われず広く買う方が無難か
他のデータとしては
・牝馬の活躍が目立つ
過去10年で[4,1,5,14]と複勝率41.7%
しかも現在牝馬が3連覇中でやはり牡馬との斤量差が大きなアドバンテージとなっている
・前走2着の馬の成績が良い
過去10年で[3,2,3,10]で複勝率44.4%とこちらも好成績
勿論下位人気でもこの傾向にあり、二桁人気の穴候補で選ぶのもアリかもしれない
・前年に2000m~2400mのGⅠを制した馬が過去10年で8回本レースを制してる
出走メンバーの内、GⅠ馬は4頭(エフフォーリア、タイトルホルダー、デアリングタクト、ポタジェ)
その中で前年の中距離GⅠを制しているのはエフフォーリアのみ
最後に前走天皇賞(春)で3着以内だった馬の成績が悪いという不吉なデータがある
何と過去10年で[0,0,1,14]で馬券内に入ったのはキタサンブラック(2016年)のみ
ただし、これは天皇賞(春)が京都で行われていたから
去年から同レースの舞台は阪神であり、2周目の内回りコースは本レースと同コース
無視していいデータと思われる
さて長々書かせてもらったが、今回の予想はこちら(人気は26日8時時点)
◎15 ディープボンド 3番人気
○7 デアリングタクト 4番人気
▲6 タイトルホルダー 2番人気
△10 ヒシイグアス 6番人気
△4 エフフォーリア 1番人気
△13 アリーヴォ 7番人気
注18 ポタジェ 9番人気
本命ディープボンド
上記レースは全て阪神で連対率100%
本コースの戦い方も分かっており、スタミナも要する本レースにおいて距離短縮が不安要素とは考え辛い
その理由として去年の有馬記念2着
掲示板5頭の内、本馬以外の4頭は斤量55kg
+2kgハンデで2着につけていることから能力の高さは窺える
今回は牡馬は58kgで統一されており、同条件なら有馬も制していたかもしれない
そして非根幹距離(400の倍数以外の距離)で成績を残していることからも2200mという距離も対応可能という判断
輸送の心配もなく、前走2着という点でも期待大
悲願のGⅠ初制覇へ
対抗デアリングタクト
怪我明けの復帰戦の前走ヴィクトリアマイルを6着
マイラー相手に最後伸びて6着というのは上出来
桜花賞を制しているとはいえ、やはりこの馬の主戦場は中距離
陣営もヴィクトリアマイルを叩きに本レースを目標にしていたということでこのレースに懸ける思いも強い
前述した牝馬の成績が良い点からも期待できる1頭
単穴にタイトルホルダー
前走天皇賞(春)を7馬身差圧勝
ハナを取ってなお上がり最速で逃げる圧巻のレースを披露した
3000m以上の長距離のみとはいえ、阪神では連勝しており適性十分
確かに長距離の逃げと中距離の逃げでは展開が違うと思うが、瞬発力だけでなく持続力も兼ね備えていればそのまま1着もあり得る
また同じく逃げて3着だった2016年のキタサンブラックのようにスタミナがある逃げ馬は圏内に残る可能性も十分ある
そして実は阪神での天皇賞(春)と宝塚記念を連勝した馬がおり、それがビワハヤヒデ(1994年)である(更に京都開催だが菊花賞も制している)
本馬と脚質や能力の違いはあれど、無視はできない
4番手評価にヒシイグアス
前走大阪杯は0秒3差の4着
初輸送を感じさせない能力の高さを見せつけてくれた
初の2200mと斤量58kgという不安要素はあるが、前につけて得意の末脚で差せれば可能性十分
この春はレーン騎手も馬券内に絡んできており外せない
6歳馬ではあるが、勝ちはなくても圏内なら可能性アリとして4番手に挙げておく
連下にエフフォーリアとアリーヴォ
エフフォーリアは前走大阪杯9着が気になるが、やはり輸送面が影響していると思われる
調教も前走よりは良くなっており、能力通りなら中距離では敵なし
不安要素のブリンカー装着や再びの某呪いもあるが、W呪いでもオークスで3着に入ったナミュールの例もある
年度代表馬の意地を見せられるか
アリーヴォは前走大阪杯を外から上がり最速で差して3着
大阪杯に比べると一気にメンバーが強くなり、今回だと後方不利なので厳しいが調教も高評価で前走からの上積み十分
鞍上武豊騎手も2度目の騎乗で更に適応してくる可能性大
この人気なら押さえておきたいところ
穴でポタジェ
前走大阪杯を制し、GⅠ初制覇
ディープ産駒や8枠という事でデータ的には適正アリ
フルゲートの大外ではあるが、こちらも展開次第ではといったところ
前走がフロックでなければ買わない手はない
それでは買い目発表
今回は練りに練って久々に3連複、そして初の3連単を買おうかと
春のマイナスは春の内に回収したい
勝つぞ!