皆さん、こんにちは
春競馬から3ヶ月秋競馬の季節がやってまいりました
前回予想の宝塚記念は大本命イクイノックス1着、3着☆ジャスティンパレスは良かったものの、2着スルーセブンシーズに印を打っておらず外し
ただ、現役最強馬イクイノックスを現地で見れたのは非常に良い経験になりました
始まる pic.twitter.com/oTlHK14xMY
— ビリビリ♪@7 TRUEオケコン両部 (@biri_railgun) 2023年6月25日
以降の競馬予想は、7月は完全にお休みして、8月に3重賞(関谷記念、北九州記念、札幌記念)、9月は先週阪神競馬場で特別レースと2重賞(神戸新聞杯、オールカマー)を予想して6戦3勝、ややプラスといったところ
さて今週からいよいよ秋GⅠが開幕
初戦は秋スプリント王決定戦のスプリンターズステークス
個人的にスプリントGⅠは競馬予想を始めた初年度こそ調子は良かったものの、2022年、そして今年の高松宮記念と3連敗中
今年は昨年のスプリンターズステークス覇者ジャンダルム、今年の高松宮記念覇者ファストフォースはともに引退しており、世代交代を予感させる混戦必至
苦手なムードを払しょくして気持ちいい秋GⅠスタートといきたいところ
では恒例の過去データチェックから
※枠順のみ2014年は新潟開催だったので除いた過去9年分で選出
枠順 | |||||||
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条件 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
1 | 2 | 1 | 3 | 12 | 11.1 | 16.7 | 33.3 |
2 | 1 | 2 | 1 | 14 | 5.6 | 16.6 | 22.2 |
3 | 0 | 0 | 4 | 14 | 0.0 | 0.0 | 22.2 |
4 | 3 | 3 | 0 | 12 | 16.7 | 33.3 | 33.3 |
5 | 2 | 1 | 0 | 14 | 11.8 | 17.6 | 17.6 |
6 | 0 | 1 | 0 | 17 | 0.0 | 5.6 | 5.6 |
7 | 1 | 0 | 0 | 15 | 6.3 | 6.3 | 6.3 |
8 | 0 | 1 | 1 | 16 | 0.0 | 5.6 | 11.1 |
圧倒的な内枠有利で1~5枠で[8,7,8,66]で勝率9.0%、3着内率25.8%を誇る
その中でも馬番1~5番で[3,3,5,34](勝率6.7%、連対率13.3%、3着内率24.4%)
馬番6~10番で[5,4,3,32](勝率11.4%、連対率20.5%、3着内率27.3%)と勝率と連対率に約1.5倍の差がある
外枠は人気馬が来ても馬券に来ないケースが多い中、優勝馬は2016-17年を連覇したレッドファルクス(外枠で勝ったのは16年)のみ、2着は同年の高松宮記念でも2着だった16年ミッキーアイルと21年レシステンシアと短距離GⅠで成績を残した馬がデータを無視している
内枠の馬をおさえるのが安定か
人気 | |||||||
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条件 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
1人気 | 5 | 0 | 1 | 4 | 50.0 | 50.0 | 60.0 |
2人気 | 1 | 4 | 0 | 5 | 10.0 | 50.0 | 50.0 |
3人気 | 2 | 2 | 0 | 6 | 20.0 | 40.0 | 40.0 |
4~6 | 0 | 1 | 2 | 27 | 0.0 | 3.3 | 10.0 |
7~9 | 1 | 1 | 3 | 24 | 3.4 | 6.9 | 17.2 |
10人気〜 | 1 | 2 | 4 | 64 | 1.4 | 4.2 | 9.9 |
1番人気が最多5勝
1番人気が馬券に絡まなかった4年の内新潟開催の2014年を除くと、2年は1番人気が7枠から、1年は最内枠を引いたものの、前が壁となり抜け出せなかったという結果となっており、枠に悩まされなければ基本的には1番人気が安定といえる
連対馬は比較的に人気通り来ているも、3着が7番人気以下で7頭を占めており、内枠を引いた人気薄の馬が穴をあけるケースが多くなっている
年齢 | |||||||
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条件 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
3歳 | 1 | 2 | 1 | 15 | 5.3 | 15.8 | 21.1 |
4歳 | 2 | 3 | 4 | 18 | 7.4 | 18.5 | 33.3 |
5歳 | 3 | 4 | 1 | 39 | 6.4 | 14.9 | 17.0 |
6歳 | 3 | 0 | 3 | 28 | 8.8 | 8.8 | 17.6 |
7歳 | 1 | 1 | 1 | 22 | 4.0 | 8.0 | 12.0 |
8歳 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
9歳 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
10歳 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
基本的には4~6歳馬が馬券となっており、連対率・3着内率は4歳馬の成績が良い
7歳馬で馬券になった3頭はどれも1~2枠の内枠を引いている
今年の出走メンバーで6歳と7歳馬は1頭ずつとなっており、4歳~6歳馬が集っている
他のデータとして
・前走に注目
前走別 | |||||||
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条件 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
セントウルS | 5 | 4 | 2 | 42 | 9.4 | 17.0 | 20.8 |
安田記念 | 2 | 1 | 1 | 6 | 20.0 | 30.0 | 40.0 |
キーンランドC | 1 | 1 | 4 | 37 | 2.3 | 4.7 | 14.0 |
北九州記念 | 1 | 1 | 1 | 18 | 4.8 | 9.5 | 14.3 |
CBC賞 | 1 | 0 | 0 | 2 | 33.3 | 33.3 | 33.3 |
勝ち馬を一番輩出しているのはセントウルS組
意外なデータとしては春GⅠからの直行組の成績が良く、安田記念で大敗した馬は巻き返すケースが多くなっている
(今回の出走メンバーでセントウルS組 2,3,9,12,14)
前走着順 | |||||||
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条件 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
1着 | 4 | 2 | 3 | 16 | 16.0 | 24.0 | 36.0 |
2着 | 1 | 3 | 0 | 17 | 4.8 | 19.0 | 19.0 |
3着 | 1 | 0 | 1 | 10 | 8.3 | 8.3 | 16.7 |
4着 | 1 | 1 | 1 | 5 | 12.5 | 25.0 | 37.5 |
5着 | 0 | 0 | 2 | 5 | 0.0 | 0.0 | 28.6 |
6~9着 | 0 | 0 | 1 | 28 | 0.0 | 0.0 | 3.4 |
10着以下 | 1 | 2 | 0 | 22 | 4.0 | 12.0 | 12.0 |
2015年以降、前走1着~4着の馬の好走率が高い
前走2桁着順で勝ったのは昨年のジャンダルムのみ
なお、前走6着以下でも同年のオーシャンSと高松宮記念の連対馬は軽視禁物
昨年の3着馬ナランフレグは昨年の高松宮記念の覇者、前走安田記念で9着も巻き返している
(今回の出走メンバーで前走1~4着の馬 1,2,6,7,9,13)
前走着順とタイム差 | |||||||
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条件 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
1着 | 4 | 3 | 3 | 22 | 12.5 | 21.9 | 31.3 |
2着以下・タイム差なし | 3 | 0 | 1 | 6 | 30.0 | 30.0 | 40.0 |
2着以下・0.1~0.2秒 | 1 | 3 | 0 | 29 | 3.0 | 12.1 | 12.1 |
2着以下・0.3~0.5秒 | 1 | 1 | 4 | 24 | 3.3 | 6.7 | 20.0 |
2着以下・0.6秒以上 | 1 | 3 | 2 | 50 | 1.8 | 7.1 | 10.7 |
過去10年で見ても前走1着馬は圧倒的な成績
数は少ないも2着以下でもタイム差なしの馬は複勝率40.0%となっている(なお今年の出走メンバーに2着以下でタイム差なしの馬はいない)
・ミスプロ系の血統に注目
中山競馬場で開催された過去9回の種牡馬別成績において、好走が目立つのはミスタープロスペクター系で、スウェプトオーヴァーボード、アドマイヤムーン、キングカメハメハ、Raven's Passと、4頭の種牡馬で5勝を挙げている。
先述した枠順のデータで外枠で唯一3着に入った2020年のアウィルアウェイは母がミスプロ系の血統
(今回の出走メンバーでミスプロ系血統 2,5,6,7,10,11,12,15)
最後に2、3歳時にマイル重賞優勝経験のある馬が4年連続勝利している
その内3頭はマイルGⅠでも3着以内に入っている
(今回の出走メンバーで2,3歳時にマイル重賞優勝経験のある馬 3,8,12,18)
以上のデータより今回の予想はこちら(人気は1日13時10分時点)
◎1 ナムラクレア 1番人気
○9 アグリ 3番人気
▲8 メイケイエール 4番人気
☆3 ピクシーナイト 7番人気
△6 ママコチャ 2番人気
本命ナムラクレア
(データ:牝4、前走キーンランドC1着)
1200m戦の重賞4勝、今年の高松宮記念2着馬
スプリント戦で0秒2差以上の着差をつけたことがなく、3着を外したのも昨年のスプリンターズステークスのみで0秒2差の5着となっている
最内枠を引いたことで2016年のキングアーサーのようにならないかと、前走キーンランドC組が振るわないという懸念はある
勝ちきれるかという心配はあるが、軸に据えるのはこの馬となりそう
対抗アグリ
(データ:牡4、前走セントウルS2着)
前走セントウルSは逃げるテイエムスパーダを最速の末脚で猛追して0.2秒差2着
セントウルS組の成績がいいというデータから導かれるのはやはりこの馬になるか
単穴メイケイエール
(データ:牝5、前走安田記念15着、2・3歳時重賞優勝経験あり)
現役最多重賞勝利馬
昨年のスプリンターズSと高松宮記念で1番人気に推されるも枠に泣かされ惨敗
今回は好位枠を引いたという事で悲願のGⅠ制覇と行きたいことろ
前走の安田記念で大敗はしたものの、本レースは安田記念からの巻き返しが多いのも事実
やはり軽視は禁物
4番手評価にピクシーナイト
(データ:牡5、前走セントウルS8着、2・3歳時重賞優勝経験あり)
一昨年のスプリンターズS覇者
次に挑んだ香港スプリントで不運な事故に巻き込まれて骨折
充実期を棒に振ってしまったが、実力は十分
前走のセントウルSでは差の少ないレースをしているのでここで復活もあるか
連下にママコチャ
北九州記念は1着と0.1秒差の2着
内をロスなく走ったジャスパークローネと違い、外を回しての2着は負けて強しの競馬
テン乗りの成績はあまり良くはないが、今年のリーディングジョッキーかつ複勝率59.6%を誇る川田騎手なら問題はないか
あとは昨年2着馬のウインマーベルも押さえておきたいところ
あと血統的に気になるのが11ジュビリーヘッドと15キミワクイーン
あと唯一のGⅠ馬でマイルGⅠを制している16ドルチェモア
3頭とも人気を落としているのでワイドで買うと妙味あり
予想記事的にも復帰戦
いいスタートを切るぞ!